作品紹介
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 和紙と光の世界
 
 ち ぎ り 絵

   ・・・光、和紙、夢・・

 

  この作品は光の効果と、和紙特有の繊細な色彩と透明感を最大限に用いることで同時に二つのイメージを一枚の作品に現すという特殊な作品です。 ここにある全ての作品は染色を施した極めて薄い典具紙の和紙をちぎり、さらにそれを別の和紙の画面に貼り付けるちぎり絵の技法で制作されたものです。 この技法は世界一の紙の文化を誇る日本特有の絵画技法“ちぎり絵”からインスピレーションを得た作者が、さらに光の効果を利用するなど発展させ、絵画とも照明とも取れる特殊な作品に完成させたものです。 そして、画面上に広げられるそのイメージは西洋美術の要素を感じさせる、写実的でありながら幻想的な絵画に仕上げられています。 
  この典具紙を使ったちぎり絵のテクニックによって画面には色彩の透明感を保ちながらも見せる色の深さや、和紙ならではの素材の繊細さや柔らかさを得ることができます。 さらに、この和紙の性質を利用して画面を照らす光のポジションを変えることによってイメージを変容させるというのが、この作品の最もオリジナリティーのある特徴です。
例えば正面から画面を照らす照明で見えるイメージには私たちが日常に目にする世界を、反対に画面の裏から照明を当て透かして現れるイメージには、思考の中で思い描かれた世界〔ファンタジー〕を投影するなど、相反するイメージを一枚の作品に同時に現すことができます。

  この作品が映し出すものは、光によって様々に変化する視える世界と視えない世界、現在と過去、光と影、抽象と写実と言ったように表裏一体の世界なのです。

 
記憶:キューピットとプシケー 記憶:キューピットとプシケー ネオンライト
  “記憶:キューピットとプシケー”
“記憶:キューピットとプシケー” ネオンライト
ある少女の肖像:レオナルドに捧ぐ 窓辺の作品 ある少女の肖像:レオナルドに捧ぐ 自然光を当てた場合
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